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認知症の第一人者が認知症になった
作成日時:2020/01/12 分類:りんどう NEWS


認知症の第一人者が、認知症になった

認知症研究の第一人者で、「長谷川式簡易知能評価スケール」の開発者としても知られる長谷川和夫先生は、自ら認知症であることを公表され 長谷川さんとその家族の記録がテレビで放送されていました。


 現在、65歳以上の高齢者における認知症患者数は約7人に1人の462万人と推定されており、2025年には約5人に1人が認知症を発症すると予測されています。今後、急増が見込まれる高齢者や認知症高齢者の地域での生活を支える枠組みとして、地域密着型施設の りんどう も地域ケアを取り組み続けていきます。
認知症というのは、地域、まち全体で取り組まなければならない問題です。地域全体で認知症の人をケアするという、そういう文化をつくることが絶対に必要な時代になってきたと思っています。
 地域の人が「この人は認知症だ」と気付いて適切なケアや手助けをしたり、見守ったりするような町にするのがこれからの課題で、地域ケアとはそういうことだと思うのです。私自身、利用者様や地域の中で支えられていることを実感しています。
 長谷川さんは認知症研究の第一人者が認知症になり、身をもって知ったことがあり
「認知症を発症しても突然、人が変わるわけではありません。『何もわからなくなってしまった人間』として、一括りにしないでいただきたい。一人の人間としてじっくり向き合ってほしいと思います」という??。
 大切なのは「役割を奪わない」こと 認知症の人を、ただ「支えられる人」にして、すべての役割を奪わないということも心がけていただきたい。役割というのは、別に難しいことではなくて、何でもよいのです。台所仕事が得意なら、台所仕事の役割、大工仕事が得意なら、大工仕事の役割。あるいは認知症の人たちが一緒に暮らすグループホームで料理をつくるとき、お米を研ぐのが上手な人がいたら、お願いして、その役割を担っていただく。その人の得意分野だと頼みやすいし、引き受けてもらいやすいと思います。あとは、繰り返しますが、どうか褒めることを忘れないでほしいと思います。と言われております。

「認知症になっても見える景色は変わらない」

この声を ブログを閲覧してくれている方にも届けたいと思い書かせていただきました。
また、この言葉を りんどう で生活されている利用者様の言葉と思いこれからも支援させていただきたいと思います。

(見逃した方は 再放送を!!!)